ハチ公誕生

大館市風景
大正12(1923)年秋田県大館市の斉藤義一さん宅で誕生。

秋田市から奥羽本線で北へ向かうと、ハチ公ゆかりの秋田県大館市。青森県に近い県北部に位置した盆地の中にひろがっています。
ここから1匹のオスの子犬がはるか東京へ旅立つことになりました。
 
ハチ公生家

斉藤家の現在の地番は大館市大子内三ッ梨61。どっしりとした構えの建物で、市道に面した玄関の前に「ハチ公生誕の地」と書かれた標柱と、子犬のハチ公像が立っています(写真左側)。
 
小荷物到着通知票

ハチ公、大正13(1924)年1月14日大館駅を出発。
着駅は定説の渋谷駅ではなかった!


米俵に入れられたハチは、急行702号列車で故郷を出発。上野駅まで20時間はかかりました。
「ハチ公の着駅は渋谷駅」という永年にわたった定説がありましたが、それは昭和54年11月3日に訂正されました。ハチ公が上野駅に着いてから、およそ56年も経ってからのことでした。

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