鹿児島県出水市出身。花柳流四天王の一人であった故花柳啓之氏に師事、内弟子として14年間修行を積んだ。その間、“常に新しいものに挑戦しろ”との師の心を学び、テレビ、舞台に師と共に振付けに奔走し、世界各地にも日本文化交流使節として日本文化の紹介や講演を手掛け、ドイツ、イギリス、フランスをはじめとするヨーロッパの国々、南米、メキシコ、ベトナム等を周り、アメリカに滞在していた経験を持つ。
又、“花柳流師範”となり、啓之門下の兄弟弟子として亡き美空ひばりさんがいた。又、神野美伽等、活躍中の多くのタレントを弟子にもっている。
花柳啓之没後、師の跡を受継ぎ、各テレビ局は勿論のこと、舞台、映画、ＣＭ、歌手、タレントの振付けに掛けては、日本の日舞での第一人者であり、NHK紅白歌合戦、フジTVスターかくし芸大会、TBSレコード大賞等は長年にわたり携わっている。
現在、NHK歌謡コンサート、どんとこい民謡、各テレビ局、舞台などを抱え、世界炎博覧会の振付けにも携わり、花柳糸之社中を率いて活躍中である。

新しい文化交流にも道を開き貢献したいという意思のもと、日伯病院建設にも携わり、ブラジル政府から文化貢献勲章を受けた。また、アメリカのチアリーディングを紹介し、日本各地での普及に努め、現在多くの大学、高校、企業、団体で世界的に認められるチアリーディングを定着させた。この功績を称え、テネシー州メンフィス市からチアリーダー達の日本交流の貢献により名誉市民の称号を賜った。